ずーっと気になっていた七田式の7+English!
基本編とパーフェクト編のセットを買って、もうすぐ一年が経ちます。
私と小学生の息子で使用したので、その結果を書いていきたいと思います。
※この記事での価格は、2021年1月のものであり、現在は変更されている可能性があります。購入する場合は、必ず公式ページをご確認ください。
7+Englishとはなんぞや
そもそも7+Englishって何?と言う方のために、簡単に紹介します。
7+Englishは七田式が販売している英語教材で、日常会話をフレーズごと覚えて、英会話ができるようにするものです。
七田式ならではの、右脳を使う方法や400%学習が使われていて、効率良く学習できるようになっています。
詳しくは、7+English公式ページにて。
失敗例と成功例からわかったこと
さて、見出しからお察しの通り、私と息子の片方は挫折し、片方は今でも続けています。
挫折したほうは、当然何の成果もありません。
続けているほうは、フレーズの型を覚え、それを自分で応用して英語を話せるようになっています。
なぜ、こんなにも差が開いてしまったのか…
その答え、親子でやってみて、成功例と失敗例を出した私なら、わかります(笑)
わかったことは全てお話しするので、買ってみようか検討中の方は、参考にしてください。
成功例:続けられたらどうなるか
続けることができた成功例は、小学生の息子のほうです。
現在、半年以上続けています。
どのくらい成長したか気になりませんか?
まずは、息子のビフォーアフターから紹介していきます。
7+Englishを始める前の状態
七田式小学生プリントの英語、基礎英語1、フォニックスなどをやっていたので、英語の基本や発音はできていました。
英語を話せたかと言うと、あいさつや学校の授業で習うような簡単な文章(What color do you like? I like green.程度)は言えましたが、語彙力もないし会話は厳しい状態です。
一昔前の筆記はできても話せない中学生レベルといったところでしょうか。
逆に言えば、その程度の土台はあったので、子ども用の7+BILINGUALではなく、大人用の7+English
を選びました。
初めて英語を学ぶ小学生であれば、7+BILINGUALのほうがおすすめです。
7+Englishのペース
平日の朝30分間を7+Englishの時間にしました。
中学受験の勉強もあるので、朝の30分だけと決め、その日の分が終わらなかったら、続きは次の日に回すようにしています。

なので、本来ならば60日で完了するはずが、半年経ってようやく終わりが見え始めたところです…
平日1日30分を半年続けた結果
まだ教材の最後まで完了できていませんが、半年の成果を発表します。
フレーズの型を40個以上覚えた!
・I like to +動詞の原型.
・What are you going to +動詞の原型?
・Is it okay to +動詞の原型?
など、7+Englishには60個のフレーズの型があります。
そのうちの40個は覚えたので、話し方のレパートリーが増えました。
フレーズを400個以上覚えた!
1つのフレーズの型に、10個のフレーズが紹介されています。
なので、400個以上のフレーズに触れ、そのフレーズのほとんど記憶しています。
これは400%学習のすごいところで、一度400%学習をして定着したものは、長期間忘れずに覚えています。
フレーズを応用できるようになった!
フレーズを覚えて英語で会話ができるようになったかと言うと…
これは、正直、話す機会がないので、正確にはわかりません。
しかし、フレーズの応用をして、私に英語で話しかけてくるようになりました。
例えば、先日、遊園地へと出かけたのですが…
What are you going to +動詞の原型?のフレーズを使って
What are you going to ride in the amusement park?
と聞いてきました。

そんなフレーズはテキストのどこにも載っていないのに…
自分で英文を作って質問してきました。
動詞のrideをなんで知っているのだろうと思ったら、それは別のフレーズの回でI like to ride my skateboard.で習ったからだそうです。
乗り物という単語が入っていないから、不正解かもしれませんが、これで十分伝わりますよね?
他にも、勉強が終わったからゲームをしてもいいか聞きたいときに、Is it okay to +動詞の原型?を使い、Is it okay to start the game?と聞いてきたこともあります。
リスニング力が向上した!
これは、全く期待していなかった成果です。
最初のうちは、CDの言葉が聞き取れなくて、怒ったり泣いたりしていました(笑)
フレーズを覚える以前の問題で、そもそも何を言っているのかわからない状態です。
それが、回数を重ねていくうちに、すぐに聞き取ることができるようになったのです。
7+English以外の英語教材でも使える能力なので、英語を学習することが、楽になったと思います。
失敗例:こんな人は続かない
さて、たくさんいいところを書いてきましたが、ここに失敗例の私がいることを、忘れないでください。

買ったときには、ちゃんとやって60日後にレビュー書こうと、やる気満々だったのですが…
1週間で挫折しました。
続けられている息子と私の違い、つまり私の挫折の原因…
・必要に迫られていない
・暗記の作業が大嫌い
これが、私の挫折した原因です。
逆にこの3点をクリアしているか、この3点を上回るやる気があれば、7+Englishは買って損のない教材だと思います。
では、3点について、もう少し具体的にお話します。
目的や目標が弱い
私が7+Englishをやってみようと思ったのは、息子が勉強するついでに私もいっしょにやって、英会話の相手になれたらいいなと言う、とても軽いものでした。
当然そんな動機が長続きするわけもなく、大変だからやーめた!となったわけです。
七田式に限らず、どの英語教材も「簡単にできる!」「誰でも話せるようになる!」「たった60日で話せるようになる!」「聞くだけでOK!」などなど、惹かれるキャッチフレーズで紹介されていますが、買えば魔法のように簡単に話せるようになると勘違いしてはいけません。
必ず、話せるようになるまでの間に、努力が必要です。
その努力を続けられるだけの目的や目標がないと、途中でやめてしまう原因になります。
必要に迫られていない
追いこまれないとやる気出ないって、ありますよね?
これ、勉強が好きではない方ならわかってくれると思います(笑)
私の場合、もう人生に英語が出てくることって、自ら海外旅行に行かない限りありません。
勉強しなくても誰からも何も言われないし、英語ができなくても恥ずかしい思いをすることもないし…
と、逃げ道が用意されていると、私のように挫折する確率が高くなります。
逆に、続けることができている息子は、授業のためにも受験のためにも英語が必要で、さらに英語を話せるようになったら海外に行って話してみたいという夢もあります。
この差は大きいです。
暗記の作業が大嫌い
暗記が好きな人は少ないと思いますが、私は好きではないレベルではなく大嫌いで、暗記だけを続けられたことがありません。
7+Englishって、本当に単純に暗記だけしていれば、英語が身についてしまうような教材で、そこがいいところなんですよね。
とくに考えたり自分で予定を組んだりしなくても、ただ従ってやっていればいいだけなので、楽ではあります。
でも、その良さを受け入れることができないほどに、暗記が嫌いなのであれば、7+Englishは向きません。
そういう方は、愉快な先生のいる英会話教室へ(笑)
結論:話せるようにならないのは教材のせいではなく自分のせい
なんとなく気付いてはいましたが、文章にすると明確になってしまい、挫折した私の心は、もう書くのをやめてくれと悲鳴を上げています。
でも、最後まで文章にします。
上で、自分の失敗談を書きましたが、原因は全て自分の心構えの問題でした。
1週間はやったのでわかりますが、教材やプログラムはさすが七田さん、しっかりしています。
中には、こんなフレーズ使うことないでしょ!と突っ込みたくなるフレーズもありますが、フレーズの型を覚えてその型を自在に扱えるようになることが重要なので、問題はないかと思います。

29,800円分の英会話教室に行っても、こんなに多くのフレーズの型を覚えることはできないので、会話の前にまずは型を覚えたい方にはおすすめできます。
ちなみに、買うなら公式サイトからがおすすめです。
7+Englishは、60日×10フレーズ、計600フレーズで構成されているテキストなのですが、公式サイトから買うとボーナス特典で990フレーズが追加でもらえます。
倍以上のフレーズがつくので、フリマで半額で買うよりもお得感があります。
ボーナス特典は追加フレーズだけではなく、他のものも色々ついてきます。
ニュースレターは、毎日メールで届きますが、メールの配信を停止することもできます。
詳しくは、7+English公式ページにてご確認ください。
まとめ
7+Englishを買って半年経ってわかったことをまとめると、以下の2点です。
7+Englishは、根気さえあれば、小学生でもできるような難易度です。
英会話教室に行く時間のない方や行く勇気がない方に、おすすめの教材だと思います。

英会話教室と違って、1回買えば家族で使いまわせるところも魅力的!
挫折した私ですが、息子がリビングで7+EnglishのCDを流しているので、自然と7+Englishを聞き流している状態になっています。
聞き流すだけの英語は効果がないと言う説もありますが、私は興味のある英文やテンポの良い英文は頭に入りました。
例えば…
What do you do?でご職業はなんですかと尋ねられるのですが、Jobとか使うわけじゃないんだなと興味が沸いて、自然と覚えてしまいました。
他にも、How devastating!なんて悲惨な!は、英語も日本語も短くてテンポが良かったので、耳に残って覚えました。
英文をリピートしてちゃんと学習している息子のように、たくさんのフレーズを覚えられたわけではありませんが、聞くだけだと全てが無駄というわけでもなさそうです。
聞くだけ聞くかと軽い気持ちで買ってみるのも、いいかもしれません。
おまけ|パーフェクト編について
最後に、パーフェクト編について、お話したいと思います。
なぜなら、いざ7+Englishを買ってみようと思って購入ページに進んだ時に、パーフェクト編の存在を知り、買おうかどうしようか悩んでしまう人がきっといるからです。
パーフェクト編はネイティブがよく使う動詞だけをピックアップしてくれているので、効率良く英会話の幅を広げてくれます。
そして、7+Englishとパーフェクト編、同時に買うとパーフェクト編が半額になります。

半額を逃してはいけないような気がするし、後々どうせ買うなら半額で買った方が絶対にお得だし…
でも、買ったのに使わなかったら、そっちのほうが損するし…

買うべきかやめておくべきか、無限ループに陥りますよね。
で、結局、私は買いました(笑)
また未開封ですが、このとおり!
なぜ未開封かというと、まだそこまで到達していないからです。
さて、光っていて見にくいと思いますが、上の画像の右下に注目してみてください。
実は、私は7+Englishと同時購入ではありません。
悩みに悩んで7+Englishを買ったら、この右下に写っているチラシもいっしょに届きまして…
書かれている日までに注文すれば、半額の9,900円で買えると書かれています。
そして、7+Englishがいい教材だなと思ったので、急いでパーフェクト編の注文をすませたという購入の仕方をしました。
だったら同時購入すすめろよと、ツッコミが入るかもしれませんが、いい教材だと思うかどうかは人によりますから…
今でもこのチラシが入ってくるかはわかりませんが、7+Englishの内容を確認してからにするという選択肢もあると伝えて、今回の記事は終わりたいと思います。

最後までお付き合いありがとうございました♪