漢字検定10級や9級を受ける子どもだと、まだまだ試験慣れしていなくて、受かるか不安だったり、どう勉強すればいいのかわからない方もいらっしゃるのではないでしょうか?
ですが、ご安心ください!
これは息子が小学校1年生のときに受けたものですが、高得点で合格できていますよね!
しかもたった4ヶ月の勉強で合格しました。
今回の記事では、漢字検定9級の概要や、実際に小学校1年生が4ヶ月で合格した勉強方法を紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください。
では、「漢字検定9級は何年生レベル?合格点や問題の形式と勉強方法も」と題しまして、記事を進めていきます。
漢字検定9級は何年生レベル?
漢字検定9級は、小学校2年生修了程度です。
小学校2年生修了までに習う漢字240字から出題されます。
この240字には、小学校1年生で習う80字も含まれているので、新しく覚えなくてはいけない漢字は160字です。

10級の2倍の量を覚えなくてはいけません。
効率よく勉強しましょう!
合格点は何点以上?
漢字検定9級は、150点満点中、120点以上で合格できます。
配点は、漢字を書く問題が1問2点で、それ以外の読み問題や画数や正しい漢字を選ぶ問題などが1問1点です。
テキスト
漢字学習ステップ9級と、過去問題集9級を使います。
漢字学習ステップや過去問で間違えた漢字を練習するために、漢字練習ノートも使います。
ノートはマス目のあるもので、大きめのマス目のものを用意してください。
問題の形式と勉強方法
様々な形式で出題されますが、基本的に読み書きと書き順を覚えていれば解けます。
10級と比較しても、厄介な問題が増えたような印象は受けません。
10級をすでに合格したのであれば、そのままの勉強方法で勉強を続ければ大丈夫です。
出題形式は、大きく分けると以下の3点!
・書き問題
・書き順
当たり前ですが、完璧でなくてもある程度正しい書き順で書けて読めれば受かります。
ただ、10級より出題のバリエーションが豊富になるので、過去問をしっかり解くことをおすすめします。
せっかく読めて書けても、問題の答え方がわからないと正解できません。
焦らず落ち着いて解いていくためにも、様々なバリエーションの問題に慣れておきましょう。
読み問題
漢字学習ステップで、読み方の確認をします。
9級から画数の多い漢字が増えてきますが、9級はまだ漢字単体で意味のあるもの(馬、南、春など)がほとんどなので、読み問題単体の対策は必要ありません。
書き問題
書き問題は、以下の流れで覚えていきます。
②問題を解く(全然できなくてOK)
③間違えた問題を練習する(1~3回でOK)
④間違えた問題のみ再テスト
⑤再テストで間違えた問題を練習する
⑥以後、間違えた問題のテストと練習を繰り返す
この流れのポイントは、漢字練習で無駄に時間を使わないことと、書き問題に必要な漢字のアウトプットをメインにすることです。
間違えた問題の漢字練習をするときは、間違えた漢字を1日1回ずつ書いて、何日かに分けて1行書き切る方法がおすすめです。
と、言葉で説明してもわかりにくいので、実際に息子が練習していた写真を…
この方法が一番漢字の定着率が高いと思います。
どうしても覚えられない漢字や、何度もミスをする漢字は、単語カードにして繰り返し確認していけば覚えられます。
作るのは少々手間ですが…
書き順
書き順は、漢字を練習するときに、正しく書くようにして覚えていきます。
配点が1点なので、何個か落とすことはあまり気にしなくて大丈夫ですが…
過去問を解いたときに半分以上落とすようだったら、漢字学習ステップの書き順の部分を隠しながら、書き順だけのチェックをしましょう。

書き順には法則があります。
どうしても身につかない場合は、法則を調べて教えてあげてもいいかもしれません。
9級の勉強方法はこれで終わりですが、漢字検定全ての級に共通した勉強方法をまとめた記事もあります。
もっと詳しく知りたい方は、下の記事をご覧ください。
↓勉強方法のまとめ↓

おまけの話|受検する時期について
個人受検は、2月、6月、10月に行われます。
どの回で受けても、出題のパターンはどれも同じなので、難易度も変わりません。
ですが、私のおすすめは6月と10月です。
2月だとインフルエンザで直前の勉強ができなくなったり、受験できなくなったりする可能性が高いからです。
実は、10級は何も考えずに2月に受検したのですが、受検日の10日程度前にインフルエンザになってしまいました。
そして、寝込んだことによって、予定していた過去問が解けなくなり、予定が狂ってしまいました。
6月や10月も体調不良で受けられないことはありますが、2月のインフルエンザよりはマシかと…
雪で交通機関が乱れて、開始時間に間に合わなくても困ります。
自分が何も考えずに2月で失敗をしたので、おまけの話として書かせていただきました。

漢字検定9級については以上です。最後までありがとうございました!