小学生になって、最初のつまずきポイントは九九ではないでしょうか。
81個も暗記しなければならないのは、小学校2年生にとっては大変なことだと思います。
そこで、今回の記事では「九九の簡単な覚え方!楽な方法や楽しめる方法を紹介します」と題しまして、あまり勉強らしくない九九の覚え方を紹介していきます。
これから紹介する方法は、ただの暗記方法や勉強方法ではありません。
すでに九九を嫌がってるお子さんや、早めにのんびり九九を始めるお子さんにぴったりな方法だと思うので、当てはまる方はぜひ読んでみてください♪
九九で数を数える
「いーち!にー!さーん!しー!」と数を数えることって、たくさんありますよね。
体操やかくれんぼ、お風呂の湯舟で温まるとき…などなど。
そこで思いついたのが、数を数えるときに数字ではなく“九九で数える”というものです。
息子はダンスを習っているのですが、家で柔軟体操をするときに
「いんいちがいち、いんにがに、いんさんがさん…」
と、1つの柔軟体操で3段分を声に出して数えるようにしていました。
長く数えたければ全部の段にしてもいいし、10~20秒程度でいいなら1段だけ読むなど、意外と臨機応変に使えます。
数えるときには、九九表を見ながらで大丈夫です。
我が家では、段ボールに九九表を貼り付けて、倒れないようにして見ていました。
見ながらでも何度も繰り返すことで、無理なく自然と覚えてしまいます。

車でかけている歌を聴きながら歌ってたら、自然と歌詞を覚えちゃうのと同じかんじ!
数字の代わりの例
体操
先ほど、柔軟体操で例を出しましたが、ほかの体操(運動)でも使えます。
例えば、野球をやっていたら素振りをしながらとか、バスケットボールならスクワットのときなど、たくさん応用が利きます。

運動も勉強もいっしょにできて、一石二鳥!
これぞ時短!
お風呂
お風呂で使える九九表を手に入れて使う方法もあります。
子どもが話せるようになった頃、お風呂で10まで数えて、数字を教えたりしませんでしたか?
数字を覚えて数えられるようになったら、次は九九で数えるようにしてみましょう!
数字を覚えていれば、幼稚園からでも始めることができます。
親子で偶数の段担当と奇数の段担当で分けて言ってみたり、親が式の方担当で子が答えの方を担当など、その日の気分で変化させても飽きなくておすすめです。
ちなみに、私はお風呂用の九九表ポスターを100均で購入しました(今も売っているのかな?なかったらネットでも◎)
遊びながら数える例
時間制限を設けるのにも、九九を使うことができます。
例えば、単純にかくれんぼで鬼が数えるときに九九を使えます。
人が隠れなくても、子どもが数えている間に、ぬいぐるみなどを隠してあげても楽しめます(宝探しゲームのようなイメージで)
あえてわかりやすいところに隠せば、九九を読む回数が増えます(笑)
他には、しりとりもおすすめです。
なかなか勝負のつかないしりとりが、「九九2段分暗唱されているうちに答えなければ負け」など制限がつくことで盛り上がります。
トイレに貼る
トイレに貼るのもおすすめです。
見ていて楽しいものがない空間に、見るものがあったら見てしまいます。
ついつい電車の広告を見てしまうかんじですね!
↓今の我が家のトイレ↓
七田式でいただいた世界地図と、円周率の九九を貼っています。
これで円周率の九九は完璧に覚えました。
歌で覚える
チャレンジタッチ(進研ゼミ小学講座)のお試しDVDに九九の歌が入っていました。
最初は「変な歌」と思ったのですが、不思議なことに聴くと耳に残るんですよね。
息子が見ているDVDの歌を聴いているだけなのに、メロディと歌詞が頭の中にバッチリ入りました。
歌が好きな子なら、歌で覚えると楽しいと思います。
チャレンジタッチのDVD以外にも、本屋などでどれがいいのか迷うほど様々な九九の歌のCDが売っているのを見かけました。
CDなら車での移動中にかけ流して覚えられます。
買って間違いないと思うのは、七田式のCDです。
九九のCDではないのですが、小学校低学年のうちに七田式の社会科ソングや理科ソング をやっていて、中学受験の勉強にとても役立ちました。
なので、七田式だったら自信を持っておすすめできます(七田式の回し者ではありませんが笑)
↓CDのみのセット↓
↓CDとプリントのセット↓
私はCDとプリントのセットで購入しました。
※画像には2冊しか写っていませんが、車の中に残りの3冊があります。

あっ、九九の話から脱線してしまいました…
まぁ、九九も七田式がおすすめだよって話です(笑)
応用|カードを使ってシャッフル
ある程度覚えられたら、九九カードを使用すると、より九九が定着していきます。
息子は小学校で購入したものを使っていましたが、入学前であれば九九のカードを買ってもいいし、単語カードに手書きで書いて使ってもいいと思います。
①段ごとにシャッフル
②覚えた段まで全てをシャッフル
③全てのカードをシャッフル
※徐々にシャッフルするカードを増やして答えていくようにします。
できなくても焦らないで大丈夫!
ちょっと自慢のようになってしまいますが、うちの息子は小学校3年生で小学校6年生レベルの算数検定に合格し、全国統一小学生テストでは偏差値70や80を叩き出すような子です。(画像は小4春のもの)
そんな息子ですが、小学校5年生になっても、計算の途中で「6×8=48」が「6×8=44」になっていたりと、かけ算でミスをすることがよくあります。

そんな簡単なところでミスをしていても偏差値70取れるの?

はい、取れています(笑)

偏差値70取るような子でも、未だに九九でミスをするの?

はい、します(笑)
だから、焦らないで大丈夫!
すぐに完璧に覚えるなんて、天才でもない限り、なかなかできないことです。
何度も間違えていいから、繰り返し勉強していくことが一番大切だと思います。
焦らず怒らずのんびりじっくり進めていってみてください♪
まとめ
“勉強っぽい”かんじだと嫌になってしまうかもしれませんが、“遊びっぽい” かんじや “何かのついで” であれば、楽な気持ちで九九を覚えていけます。
嫌々覚えさせて勉強が嫌いになってしまうと、九九は乗り切っても全体的にマイナスです。

勉強嫌いな私が断言します。
楽な方法があるなら、使わない手はない!
この記事の方法で、ストレスフリーで九九の勉強ができる子が増えるとうれしいです♪