幼児の学力をぐーんと伸ばすために、幼稚園選びは少し注意が必要です。
この記事では、頭のいい子を育てたいときの幼稚園の選び方について、書いていきたいと思います。
詳しくは後述しますが、結論としては
幼稚園は性格に合うところで楽しく過ごし、勉強は家で!
これが一番学力が伸びていくと思います。
幼稚園が嫌になってしまうと、通うこと自体のハードルが上がり、家に帰ったらくたくたです。
精神的にも安定しないかもしれません。
幼稚園で疲れ切ってしまったら、家で勉強どころではなくなってしまいます。
今回は、そうならないようにするための、幼稚園を選ぶ際の注意点をお伝えしたいと思います。
幼稚園は楽しいのが一番
学力の話をする前に…子どもにとって、幼稚園とは何を学ぶ場なのでしょうか?
幼稚園は、家族と離れ、集団生活を送り、社会性を身につけるための練習の場です。
毎日のように、工作の時間はみんなが工作をし、運動の時間はみんなが運動をし、お昼になったらみんないっしょにご飯を食べ…
家では絶対にできないことですね。
家ではできない集団生活をさせてくれるのが幼稚園であり、集団生活によって社会性を身につけさせることが、幼稚園の役割なのだと私は思います。
人と関わること遊ぶこと、人と同じことをすること、人の気持ちを考えること…
幼稚園でしかできないことを学習させてもらえます。
大人から見たら遊んでいるだけでも、子どもにとっては学習時間となります。

その学習時間を、子どもが楽しめたら、楽しく学べて最高ですね!
なんで勉強は家がいいの?
幼稚園では、小さな子どもたちが集団生活を送っています。
季節にちなんだ作品を作ったり、発表会や運動会の練習をしたり、歌を歌ったり紙芝居を見たり、様々なことをします。
私たち大人なら簡単にできることですが、集団行動に不慣れな幼稚園児にとっては、どれもとても大変なものですね。
一つ一つのことにたくさんの時間がかかるでしょう。
その上、幼稚園の時間は学校より短いので、文字や算数の勉強の時間まで十分に作ることは、なかなか厳しいと思います。
その中で、一人一人にあったレベルの勉強をすることは不可能です。
しかし、家であれば、子どもにあったレベルのもの、興味を持っているものなど、その子にあったものを選べます。
お昼寝をしてから、おやつを食べてからなど、その子のペースでできます。
これが、学力を伸ばしたいのであれば、勉強は家庭をメインにする一番の理由です。
幼稚園を選ぶ時の注意点
上でお話した通り、勉強は家庭をメインとすると、幼稚園から帰ってきたあとが学力を伸ばすチャンスです。
そのチャンスを物にするためには、幼稚園から元気に帰ってくることが大切になります。
疲れて帰って不機嫌だったり、ママに八つ当たりするようでは、勉強どころではなくなってしまいます。
そうならないための注意点は以下の2つ!
②子どもが精神的に疲れない系統の幼稚園を選ぶこと
①母親が幼稚園を気に入ること
子どもは、大人の不満や不安を敏感に察知してしまいます。
特に大好きなママのことは、よく見ていますよね。
ママの敵は僕・私の敵!と言っても過言ではないでしょう。
ママの嫌いな幼稚園、つまり敵地に預けられるのは、相当なストレスになるはずです。
ストレスを抱えていると、勉強どころではなくなってしまうかもしれません。
そうならないためにも、気に入るまではいかなくても、納得して預けられる幼稚園にしましょう。
母親が幼稚園を信頼して、安心して預けていれば、その点で子どもがストレスを感じることはありません。
最初は慣れない場所に戸惑うこと、母親と離れることが不安になることはあっても、幼稚園自体は敵にならないのです。
母親がどーんと構えて送り迎えすれば、子どもも安心して通ってくれるようになります。
幼稚園のいいところを話してあげるのもいいですね!
私は、幼稚園のいいところを褒め、自分が幼稚園で楽しかったことをよく話しました。
幼稚園に良いイメージを持ってもらうことが大切です。
また、どんなに気に入った幼稚園でも、数年間通っていれば、嫌なところも見えてくると思います。
解決できるものなら解決してきっぱり忘れ、解決できないものは子どものいないところで吐き出し、子どもが察してしまうことのないようにしましょう。
どうにもならないことにイライラしていても、何も変わりませんし、その精神状態がプラスに働くことはありません。

気に入らないものに目を向けるより、我が子に目を向ける!私のモットーです。
幼稚園の嫌なところを考えるより、子どもの生活面や学習のことを考えていたほうが、有意義な時間になります。
一度この幼稚園にすると決めたら、あとは家庭での生活の充実を考えていきましょう。
②子どもが精神的に疲れない系統の幼稚園を選ぶこと
幼稚園選びの記事や質問で、よくのびのび系やお勉強系といったワードが出てきますが、その二つに優劣はありません。
そもそも、様々な特色がある幼稚園を、二つに分類できるわけがありません。
ですが、通う候補の幼稚園がどのような系統なのかは、知っていたほうが良いと思います。
「この幼稚園は、園庭をはだしで駆け回るのびのびとした教育をするんだな」
「この幼稚園は、体操に力を入れて、倒立ができるようになる子もいるんだな」
「この幼稚園は、時計の読み方や、文字の書き方を教えるんだな」
「この幼稚園は、靴はそろえるなど礼儀作法に力を入れるんだな」
など、大まかな系統を掴んでおきます。
そして、自分の子が、どの系統の幼稚園なら、ストレスなく過ごせるのか考えます。
幼稚園での遊びや運動で体力的に疲れるのは仕方ありません。
ですが、合わない系統の幼稚園で、精神的に疲れてしまっては、家庭での勉強に影響が出ます。
走り回るのが大好きな子に礼儀作法メインの幼稚園、運動が苦手で嫌いな子に体操系幼稚園など、真逆となる幼稚園だけは、避けるようにしましょう。
最も、この記事では、学力を伸ばすための選び方を書いているので、苦手なところを伸ばすという趣旨で幼稚園を選ぶのであれば、話は別です。
まとめ
幼稚園は楽しく過ごし、勉強は家で!
家での勉強の妨げにならないような幼稚園を選び、ぐんぐんと学力を伸ばしていけるといいですね。
勉強方法については、勉強方法カテゴリーにこれからもどんどん追加していく予定です。
ぜひ、参考にしてみてください♪