全国統一小学生テスト(小学3年生11月)の結果を公開します。
結果
算数偏差値 70.2
国語偏差値 62.0
二教科偏差値 67.2
二教科の偏差値が前回と比べて約2上がりました。
受験した日
2020年11月に受験しました。
まとめ
算数
算数は3問落としました。
その3問は、正答率が1.6%、15.4%、0.8%と難しい問題でした。
テスト直しをするときに、息子といっしょに解いてみましたが、0.8%の問題は35分という短い試験時間の中で解くことは、息子には不可能だっただろうと思います。
欲を言えば、1.6%と0.8%の問題を捨てて、15.4%の問題に時間をかければ、その分だけは点数が上がっただろうとは思いますが…
まだ3年生の息子にそこまで求めることはしません。
これからたくさんの問題を解いたり、試験を受けていくことで、ゆっくりと問題の取捨選択を身に着けていけば、受験までに間に合うからです。
国語
国語は5問落としました。
前回は言葉の問題ばかり間違えたのに対して、今回は全て文章問題で間違えています。
今回、言葉の問題を間違えなかったのは、対策をしてきたからなのかなと、少しうれしく思います。
対策方法は、まず“難語2000マンガでクイズ”という本を息子に読んでもらいました。
この本はタイトルの通り、マンガが載っていて、子どもでも楽しく読むことができます。(ただし、マンガしか読まない可能性も)
一通り読み終わったあとは、難語2000マンガでクイズに出ている単語を、一つずつ息子の言葉に直す作業をしました。
例えば、高飛車という言葉を見てみると、これには「相手を頭から押さえつけるような態度を取るようす」と説明があります。
それを息子の言葉で「えらそう」と簡単に短くなるように直しました。
そして、息子の言葉に直したものを、一つ一つ単語カードに書いていきました。
自分の言葉に直すという作業をすることで、覚えやすくなるし、その言葉がプラスの意味かマイナスの意味かを解釈しやすくなります。
高飛車の例で見てみると、「えらそう」という言葉に直したということは、しっかりと悪い意味だと捉えられていることがわかります。
正直、この方法は、時間がかかります…
でも、ただ読むよりは、覚えたことばが増えたように感じます。
マークシートのコツ
小学校3年生のテストから、マークシート方式になっています。
前回の全国統一小学生テストの結果公開の記事でも紹介しましたが、もう一度マークシートのコツを簡単に紹介します。
前回の記事で読んだ方は、飛ばしてください。
私が息子にマークシートについてアドバイスしたことは以下の2つです。
・わからなくてもどれかは塗る
枠を書いてから塗る
せっかく正解を選んでいても、きれいに濃く塗れていなくて、不正解になってしまってはもったいないです。
マークシートはたいてい[1]のように完全な四角になっていないか、四角になっていても四角が薄くなっていて、小学生が直接塗ろうとすると、はみ出したりムラが出てきます。
それを防止するために、まずはぬり絵の枠を作るように、自分が選んだものの枠を書きます。
それからその枠の中を塗ります。
[ ]→ □ → ■ このようなイメージです。

どのように塗っているのかチェックしてみると安心ですよ♪
わからなくてもどれかは塗る
マークシートのいいところは、わからなくてもどれか塗っておけば、記述式よりも合っている可能性が高いところです。
そして、子どもはそのことに気付いていないかもしれません。
気付いていても、わからないものを塗っていいのか
そこで、私は息子にマークシートをルール化して教えました。
②わからない問題は、まず絶対に違うものを除外する
③除外して残ったもののどちらかを勘で塗る
④残り時間3分になったら、問題を見ずに残りの問題をとにかく選択して塗る
残り時間に関しては3分でなくても構いません。
“残り時間わずかになったら”というようなボヤっとした表現では、息子が理解しないと思ったので、3分あれば十分かなと思い3分にしました。
一番大切なのは、②と③で、これをやることができれば、正解の確率アップができます。
例えば四択問題で、何も考えずに選択したら正解率は25%ですが、2つ違うものを見つけて除外できれば50%まで上がります。
同じ理論で、④は書かずに0%よりも、書いて1%でもいいから正解率を上げることを目的としています。

受験では1点の差で落ちますから、間違えを恐れずにとりあえず何か書いておく!ということは、とても大事だと息子に教えています
臨海セミナーの特待生
3年生は、偏差値55以上で御三家算数が無料、偏差値60以上で全ての授業が無料になります。
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偏差値65は上位約6.7%の人しか取れません。
前回の全国統一小学生テストでは、だいたい1200位までに入れば、全ての授業が無料になりました。
今回は、受験者数が増えたので、だいたい1850位までに入れば、全ての授業が無料になるかと思います。
息子の順位は前回と比べると、およそ350位から820位まで落ちていて、順位で見たらすごく落ちているように見えますが…
実は、特待生になれるボーダーと比較すると、少し余裕が生まれています。
二科合計の偏差値が上がっているのだから、当然ですね。
やっぱり順位で一喜一憂してはいけないなと、改めて思いました。