全国統一小学生テスト(小学3年生6月)の結果を公開します。
結果
算数偏差値 74.1
国語偏差値 57.7
二教科偏差値 66.8
二教科の偏差値が前回と全く同じでした。
前回は国語も算数も偏差値に差はなかったのですが、今回は国語の偏差値が今までで一番悪くて、それを算数で高得点を取ってカバーした形になりました。
受験した日
2020年6月に受験しました。
まとめ
算数
算数は、息子の苦手な図形の問題で一問落としてしまいました。
一番点数の低い問題で落としているので、満点の子が9人いることになります。
満点の子たちには及ばなかったけれど、正答率0.3%の問題も正解できていたので、算数の力はついてきているなと感じました。
これは、算数オリンピックキッズBEEの勉強のおかげだと思います。
実は、去年の12月から算数検定の勉強をお休みして、算数オリンピックの勉強をしていました。
算数オリンピック対策で使っていた問題のほうが、算数検定の勉強よりも考える問題が多くて、メキメキと力をつけていくのがわかりました。
算数検定は、どちらかというと算数の基礎を学び知識を増やすようなイメージなので、考えて答えを出すとは少し違います。
ですから、算数検定が学年より先に進んでいたとしても、それだけでは全国統一小学生テストでの高得点にはなかなか手が届きません。
おそらく、高得点を取るような子たちは、基礎がしっかりできていて、かつ難しい問題を諦めない強さや頭の柔軟さがあるのでしょう。
その諦めない強さや柔軟さを身につけるのに、算数オリンピックはとても適していました。
ただ、基礎はとても大事です。
基礎ができているかの確認のため、引き続き算数検定も受験していこうとは思っています。
国語
国語は5問落としました。
そのうちの2問は、問題用紙に書いてあった答えはあっていたので、マークシートへの記入ミスなのかなと思います。
理解はしているのであまり気にしていません。
問題は残りの3問…
語彙力の問題を全て落としています(笑)
この問題は、言葉が正しく使われていない文章を選択する四択問題でした。
のけぞった、とびのいた、しりごみした、まごついた、などの言葉がありました。
最近では大人も読むような文庫本の小説を読んでいる息子が、まさか言葉の問題で間違えるとは思ってもいませんでした。
気になって息子に「小説でわからない言葉があったときどうしているの?」と尋ねたところ「物語に影響のありそうなものはお母さんに聞いて、影響のなさそうなものはなんとなくで読んでるよ」との答えでした。
そういえば、最近読んでいたインシテミルで、ボウガンとは何か聞かれました。
たしかに、武器の種類がわからなければ、物語がよくわからなくなりますね(笑)
塾の先生にも相談してみたのですが、文章問題はできているのに、言葉の問題になったとたん言葉がわからなくなる子がまれにいますとのこと。
文章問題にまで直結しなくて良かったと安心はしましたが、言葉の問題は近年入試で人気があって、これからも出す中学が多いと教えてもらい、何か対策をしなくてはと焦りました。
とりあえず“難語2000マンガでクイズ”という本を使って、そこに出ている言葉を自分の言葉で説明できるように、毎日少しずつ見ていこうと思います。
マークシートのコツ
小学校3年生のテストから、マークシート方式になりました。
マークシートは漢字検定でも使っているので、息子自身はもう慣れています。
私が息子にマークシートについてアドバイスしたことは以下の2つです。
・わからなくてもどれかは塗る
枠を書いてから塗る
これは不器用な息子に一番にアドバイスしました。
せっかく正解を選んでいても、きれいに濃く塗れていなくて、不正解になってしまってはもったいないからです。
マークシートはたいてい[1]のように完全な四角になっていないか、四角になっていても薄いですよね?
それをそのまま小学生が塗ろうとすると、はみ出したりムラが出てきます。
それを防止するために、まずはぬり絵の枠を作るように、自分が選んだものの枠を書きます。
それからその枠の中を塗ります。
[ ]→ □ → ■ このようなイメージです。

え、簡単?当たり前?でも、できているかチェックしてみると安心ですよ♪
わからなくてもどれかは塗る
大人だったら当たり前のように、イチかバチかでどれかは選択すると思います。
でも、子どもはそんなこと思いつかなかったり、わかっていないのに書いてはいけないと思い込んでいたり…
大人の当たり前を知らないのが子どもです。
そこで、私は息子にマークシートをルール化して教えました。
②わからない問題は、まず絶対に違うものを除外する
③除外して残ったもののどちらかを勘で塗る
④残り時間3分になったら、問題を見ずに残りの問題をとにかく選択して塗る
残り時間に関しては3分でなくても構いません。
“残り時間わずかになったら”というようなボヤっとした表現では、息子が理解しないと思ったので、3分あれば十分かなと思い3分にしました。
一番大切なのは、②と③で、これをやることができれば、正解の確率アップができます。
例えば四択問題で、何も考えずに選択したら正解率は25%ですが、2つ違うものを見つけて除外できれば50%まで上がります。
同じ理論で、④は書かずに0%よりも、書いて1%でもいいから正解率を上げることを目的としています。
受験では1点の差で落ちますから、間違えを恐れずにとりあえず何か書いておく!ということは、とても大事だと息子に教えています。
臨海セミナーの特待生
3年生は、偏差値55以上で御三家算数が無料、偏差値60以上で全ての授業が無料になります。
しかし、4年生からは基準が上がり、偏差値65を取らないと、全ての授業が無料にはなりません。
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前回の全国統一小学生テストの記事でもお話した通り、私の中では学年が上がっても特待生でいられる偏差値65が1つの目安になっています。
今回も国語が足を引っ張ってしまい、偏差値65はギリギリでした。
偏差値65は上位約6.7%の人しか取れません。
今回の受験者数だと、だいたい1200位までに入れば、全ての授業が無料になります。
343番の息子は、まだ余裕があるようなないような…
少しの失敗で落としてしまいそうな気がしますが、できるだけ気にせず息子のペースでがんばれたらいいなと思います。