このブログでは、主に勉強好きな子に育てるためのノウハウや勉強方法を紹介していますが、親子の信頼関係がなければ、がんばってノウハウを実践しても最大限の効果が出ません。
逆に、信頼関係が築けていれば、アドバイスがすんなりと通りやすくなります。

一人の人として信頼を得ていれば、親に反抗したくなる時期でも、アドバイスを参考にしてくれるかも!
では、どうすれば信頼関係を築けるのでしょうか?
私は、相手を尊重すること、だと思います。
子どもだって一人の人間なので、自分を尊重してくれない人を信頼することは難しいです。
この記事では、親子で人と人としての信頼関係を築くために、私が大切にしていることを紹介します。
子どもを一人の人として尊重する
自分で選ばせる
もし、子どもがあなたの今日のおやつや、老後の生活などを勝手に決めてきたら、どう思いますか?
自分を全く尊重してもらえていなくて、悲しくなったり不満を抱いたりすると思います。
どちらかが一方的に何かを決めてしまう関係では、本物の信頼関係を築くことなんてできません。
なので、信頼関係を築くために、子どもに自分で決められることは自分で決めてもらうようにしています。
もちろん、まだ子どもなので考えは未熟で、選ぶべき道ではないほうを選ぶことも多々あるでしょう。
失敗しても問題ない範囲なら、自分で選択をして失敗から学んでもらいます。
でも、できれば失敗してほしくない重要なこともありますよね。
そのときは、デメリットの説明とアドバイスをするようにしています。

子ども自身が自分で選べていると思えれば大丈夫!
成功したときは、自信を持てるメリットも♪
丁寧に説明をする
親は子どもにとって、初めての人生の説明書です。
丁寧に説明をするように心がけてください。
説明書はないよりあったほうが有り難く、さらに丁寧なほうがうれしいですよね!
ただ、子どもは一度丁寧に説明をしても、何度も忘れることや失敗してくることがあるのが普通です。
「何度も言ってるでしょ!!!」
と言いたくなること、ついつい言ってしまうこと…
ありませんか?私はあります(反省)
でも、これは、言っても意味のない言葉なんですよね。
子どもは言われたこと自体忘れているか、説明を理解していないのですから。
忘れてしまうのは仕方のないことだし、理解できていなかったなら親の説明不足です。
それを怒ったりイライラしていては、信頼関係にマイナスになります。
怒りっぽい人が好きな人なんて、大人でも滅多にいません。

怒らずに丁寧に説明しよう♪
とは言え、親も人間。
何度も同じ失敗を繰り返されて怒るのも仕方のないこと。
怒らず丁寧に説明することを心がけ、心がけることで少しでも無駄に怒ってしまう回数を減らせるように努力しています。
話をしっかり聞く
大人同士でも、ちゃんと話を聞いてくれない人とは、付き合いたくないですよね。
コミュニケーションが取れなければ、信頼関係を築くことは難しいです。
それは、子ども相手でも同じなので、子どもの話はしっかりと聞きましょう。
正直、子どもの話はよくわからないことがあるし、私は子どものおもちゃや遊びの話に興味がありません。
それでも、子どもにとっては聞いてほしい内容ですから、自分の子の話はできるだけ聞くようにしています。
とくに学校や幼稚園など、親がいない場での話は、こちらから会話を投げかけるようにしています。
そうすることで、コミュニケーションも取れるし、外で何か問題が起こったとき、信頼して話してくれるだろうと思うからです。
いじめの早期発見にもつながります。
無理はさせない
子どもには子どものペースがあります。
親が望むペースではなく、子どもが無理をしないでできるペースを心がけています。
無理強いをしてしまっては、信頼関係を築くこともできません。

継続は力なり!
無理をさせて継続できないより、無理のないペースで継続したほうが、結果的に身に付くものも大きくなってお得♪
親である前に一人の人として大事なことを守る
ウソをつかない
よくある悪い例が、病院で注射を嫌がる子に
「痛くないよ」
「今日は注射しないよ」
などと言って連れていくもの。
そのときは騙されてくれてうまくいっても、子どもだって学習します。
騙されていることに気付く日が来ます。
ウソでうまくいくのは、その場限りです。
その場はうまくいって楽かもしれません。
でも、ウソをつく人だと思われて、信頼してもらえなくなり、本当に伝えたいことまで伝わらなくなったら大損害です。
そうならないように、子どもになるべくウソをつかないようにしましょう。
約束は守る
信頼関係を築くために約束を守ることは大切なことです。
例えば
「今度連れて行ってあげるね」
と約束したのに連れて行かなければ、子どもの気持ちを踏みにじることになります。
そんなことばかり繰り返していたら、信頼を失ってしまうかもしれません。
信頼を失わないようにするためには、以下の3点を徹底することをおすすめします。
- 口に出したことは必ず守る
- 守る自信がないなら口に出さない
- 万が一破ってしまったときはちゃんと謝る
もし、何か事情があって約束を守れなくなってしまったときは、ちゃんと謝って、その事情を丁寧に説明し、納得してもらえば大丈夫です。
まとめ
誰かと比べて焦ってしまったり、完璧そうな人を見て落ち込んだり、あれもやらなきゃこれもやらなきゃと苦しんだり…
自分でも気づかないうちに追い込まれていることってあると思います。

私は母乳神話に苦しみ、産後すぐに挫折した経験が…
どんなに疲れていても、やらなきゃいけないこともあります。
でも、絶対にやらなきゃいけないもの以外は、やめたり休んだりできますよね。
また、育児の情報は本でもネットでもたくさん溢れ、様々な方法が出回っていますが、全部が正しいわけでもなく、全部をやらなきゃいけないわけでもありません。
信頼関係についても、あまり思い詰めず、できそうなことから無理なくでいいと思います。

たくさんの情報に惑わされず、適度に力を抜いて、無理しないで育児していこう♪